ビジネス書「じゃんけんはパーを出せ!」若菜力人

題名が全て

「ゲーム理論」をビジネス現場で応用するための、ビジネス書。

題名が気になって、手にとってみたのですが…。
少々期待はずれでした。

まず、「ゲーム理論」の入門的な内容かとも思ったのですが、「ゲーム理論」に対して、それほど深く触れていません。
どちらかと言うと、実生活のエピソードをもとにした、解説が中心です。
それ自体は読んでいて面白いものだったのですが、ひとつひとつが意味もなく長いです。

しかも、例が適切でないところが見受けられ、疑問を感じてしまいました。
(私の読解能力の問題かもしれませんが)
「ルールを変える」というテーマの中に、旧日本軍のゼロ戦のエピソードが出てくるのですが、これは単に米軍が戦術を変えただけのような気がします。

そして致命的なのが、図解。
ペイオフマトリックスという図で、それぞれの戦略を選択した場合の結果を示しているのですが、これがわかりにくいのです
「ゲーム理論」の本を読んでいると、よく見る図なのですが、それを知っていてもわかりづらかったです。

まあ、本の題名で提示されているじゃんけん理論の理屈が知りたかっただけなので、OKといえばOKなのですが…。
これにした所で「HUNTER×HUNTER」を読んでいれば十分と言う程度の内容でした。
(基にしているデータが違うので、結論が違いますが)

じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~Bookじゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~

著者:若菜 力人
販売元:フォレスト出版
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実用書「新版 28歳からのリアル」

説教くさい。

図解 28歳からのリアル」の正式版に当たるのがこの本です。
ドラクエの攻略本なら、「公式ガイドブック」がこの本ですね。
ボリュームたっぷりで、より詳しい内容を網羅しています。
私の場合、「親」に関する項目がとても参考になりました。

ただし、ボリュームに比例して、説教臭さと親父ギャグまで増量されています。
(著者は20~40代の、方々らしいのですが、それにしては、唖然とするようなギャグも…)
これに耐えられるかがポイントでしょう。
内容自体は非常に実用的なのですが。

薄い「図解」の内容が良かったので、「新版」も手に取ったのですが、この順で正解だったようです。
「新版」は「図解」の内容をほぼ全てカバーしているのですが、最初に読んだらキツかったと思います。

20代後半で、本気で今後に不安を抱えている方は、「図解 28歳からのリアル」を確認したうえで、「新版 28歳からのリアル」を検討する…という手順をお勧めします。


新版 28歳からのリアルBook新版 28歳からのリアル


著者:人生戦略会議

販売元:WAVE出版
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実用書「図解 28歳からのリアル」

本気で、正論で、説教してくれる人なんて、滅多にいないから。

タイトルで、年齢がバレてしまうという、困った本です(笑)。
内容が内容ですし、本屋さんで買ったら、妙に恥ずかしかったです。
どちらかと言うと、ネットで買うことをオススメします。

さて、私の場合、一年位前に突然、不安になりました。
なんとなく会社に通って、適当に暮らしていたけれど、これじゃあ、ダメなんだ、と。
もっと工夫しなくてはいけないし、残りの人生を考えて、少しでも計画を立てないと、まずい。
強烈に思ったのです。

このまま今の会社に勤めた場合、給料はどのくらいになって、定年までにいくら貯金ができるのか?
親は何年後に定年になって、どういう老後を考えているのか?
そのために、自分はどのくらいの援助をする必要があるのか?
自分は家が欲しいのか?買うならば、どのような資金繰りを考えたらよいのか?

自分なりに考えてまいりましたが、やはり30年に満たない人生経験しかない私には、限界がありました。
インターネットは便利なのですが、そもそも自分の知識外の情報は、調べるきっかけさえないからです。

そんななかで、出会うことができたのが、この本。
私の知りたいこと、そのものズバリでした。
一年前だったら、ベストタイミングだったはずですが、自分なりに考え抜いたあとに出会えて、むしろ良かったのかもしれません。

いわば、人生のゲーム攻略本とも言うべき内容です。
内容のボリュームを、ドラクエの攻略本に例えるならば、ゲーム発売と同時に出るVジャンプのヤツくらいの量です。
見開きで観やすい構成。
とりあえず特に重要な内容(仕事、結婚、お金…)を、網羅しています。
少し物足りない部分もありますが、基本的に自分で考え、答えを見つけていかなければいけない事柄ですので、旅のヒントとしては十分でしょう。

推測になりますが、私くらいの年齢になると、同じような疑問や不安を感じる人は多いと思います。
しかし、自分でその重大さに気が付かないと、なかなか本気で考えることができません。
本気になっていないと、この本はまったく役に立たないでしょう。
少し、説教くさいですし、揚げ足を取りたくなってしまうかもしれません。

そういう意味で、だれにでもお勧めできる本ではありません。
しかし、自分のおかれている状況に真剣に向き合う気になったら、きっと役に立つはずです。
自分では考えもしなかった、今後待ち受けているであろう難関を、知ることができます。
そして、今のうちから準備ができます。


…それにしても、この「攻略本」を読んで、私がこれまでに取り逃した「アイテム」の多いこと。
いまからでも、取りに戻れるものなのか…もう悩んでいる時間は、あまり残されていないようです。


図解 28歳からのリアルBook図解 28歳からのリアル


著者:人生戦略会議

販売元:WAVE出版
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ビジネス書「ウェブ時代をゆく」梅田望夫

「新しい時代」を明るく照らす

「ウェブ進化論」の作者による、ウェブ時代の生き方論です。

去年の今頃からでしょうか。
景気が悪くなり、環境問題がやたら強調されるようになり…。
それまで、もう少し楽しい人生を思い描くことが出来たように思うのです。
しかし、ここ最近の私は、守勢の人生ばかり考えていたりします。
困ったものです。

そんな中この本は、今が「時代の大きな変わり目」であるとし、生き方次第では、いかようにもチャンスが広がる、と説いています。
「今の働き方があと何年持つか」とか本気で考えていた私には、とても衝撃的な内容でした。

もっとも、この本で紹介している2種類の生き方である、「高く険しい道」と「けものみち」は、どちらも高い能力と、強い意志が前提となります。
なんだか自分にはとても無理っぽいのですが、それでも勇気をもらえたことは間違いありません。

暗い気持ちになってしまい、人生の選択肢に迷ってしまったら。
そんな時、この本を読むことが出来たら、力強い一歩が踏み出せるのではないでしょうか。


ところで、この本のなかで、「こんな兆候のある組織や仕事は危険だ」という項目が5つ挙げられているのですが…。

今勤めている会社、ことごとく該当します!

やはり、転職の時期でしょうか…「ブラック会社に~」を読んだときは、もう少しがんばる気になっていたのですが…。

資格の本でも探そうかしら。
レッツけものみち!


ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)Bookウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)


著者:梅田 望夫

販売元:筑摩書房
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実用書「たった3秒のパソコン術」中山 真敬

とにかく実用的

「騒がれている本だから」という、あんまりな動機から手に取った本です。

どうなのでしょう?そういう主体性の無い選択と言うのは。
実用書なので、ハズレが少なくなるのはありがたいのですが。

と言うわけで、これもハズレなしでした。

要は、ワード、エクセルなどの、基本的なソフトから、ウインドウズ全般の便利なショートカットをまとめた本です。

コピー&ペーストの「Ctrl+ C、V」のようなメジャーなものから、少しマニアックなものまで。
たぶん、パソコン暦の長い方なら、半分以上は知っている内容でしょう。

それでも、おさらいや日常作業の見直しの手助けとなるはずです。
見開き2ページで、ひとつのワザを紹介するという構成も、わかりやすくて実用的です。

個人的には、こういう比較的一般的な知識でも、売り文句と構成しだいで立派な本になる…というテクニックがなによりも勉強になった本でした。

たった3秒のパソコン術―読むだけで別人! さらに「仕事が速い自分」「頭の回転が速い自分」 (知的生きかた文庫 な 30-3)Bookたった3秒のパソコン術―読むだけで別人! さらに「仕事が速い自分」「頭の回転が速い自分」 (知的生きかた文庫 な 30-3)

著者:中山 真敬
販売元:三笠書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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実用書「臆病者のための株入門」橘 玲

株式投資はギャンブルだ!

株に限らず、金融商品全般の考え方をまとめた入門書です。
株の買い方や専門用語と言った、テクニック的なものではなく、もう少し概念的なことを説明しています。

入門書と言うことで、難しい表現は少なく、理屈も非常にわかりやすく書かれています。

少し極端な表現もあり、正直言って初心者の私には、この本に書かれていることが本当なのかどうか判断が付きません。

ただ、はっきりと言えることはこの本が面白い、と言うことです。

実用書のはずなのに、読書をしているのと同じような感覚で読めるのです。
興味深いエピソードがいくつも紹介されていて、例えも気が利いています。
これは良い本に出会えた、と言う感覚がありました。

これ一冊で、株の世界の全てを理解できるわけではないでしょう。
しかし、ひとつの考え方として押さえておいて良いのではないでしょうか。

金融商品に興味があるけれど、どういうものか理解できていない、と言う人に是非お薦めしたい一冊です。
この本を読んでおけば、無駄な大損を回避しやすくなると思います。

臆病者のための株入門 (文春新書)Book臆病者のための株入門 (文春新書)

著者:橘 玲
販売元:文藝春秋
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ビジネス書「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」細谷 功

フェルミ推定を使えば、全国に「しょこたん」と呼ばれている人が何人いるか推測できる?

全国に「しょうこ」さんは何人くらいいるんでしょうね…。

とりあえず芸能人で私が思いつくのは、相田翔子、中川翔子、浜田翔子…の3人。
女性芸能人の名前を150人くらいは知っていると仮定すると割合は50分の1。
日本の人口は1億3000万人ですから、女性はその半分で6500万人。
6500万人の50分の1は130万人(…こんなに「しょうこ」さん、いるかなあ…)。
中川翔子さんの出現で、「しょこたん」と呼ばれるようになってしまった人はそれなりの割合でいる気がします。
しかし、40歳以上の人で「しょこたん」とは呼ばれづらいでしょうから、ある程度限定されそうです。
…5人に1人くらいでしょうか?
130万人の5分の1で26万人。

結論
26万人が「しょこたん」と呼ばれている?
※全然信憑性はありません。

…私の読解力が正しければ、このような推測をしていくのが「フェルミ推定」です。
自分なりに仮定をして、知らないことは知っている情報から推測をし、調べようもないような事柄に当たりをつける、というものです。

この推測を利用して、ビジネスの世界に応用しようというのがこの本の目的です。
もう少し科学的な視点から、フェルミ推定を紹介する内容を期待していたのですが、ガチガチのビジネス書です。
面白かったので、別に構わないのですが。

ちなみに上の推論、「しょうこ」さんの割合の推定がかなり怪しいです。
本の中に書かれていることですが、主観的な情報からではなく、全体を俯瞰して切り口を探すことが望ましいようです。
私の思考パターンには無かったので、勉強になりました。

…が、しかし。
ここで思考がストップしてしまいます。
考えても、これ以上の切り口が浮かばない。
「しょうこ」さんの割合をより正確に導き出す為の発想が出てこないのです。

うーん、困ったなあ…。
日頃から考える訓練を続けて、視点を増やしていくしかないのでしょうけれど。
特訓あるのみですね。


えーと、
今日「トゥットゥルー♪」と口にした人の数がどのくらいかを「フェルミ推定」すると…。


地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」Book地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」


著者:細谷 功

販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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ビジネス「知識ゼロからの外貨投資入門」

話題の?FX入門書

「とうし」と言う言葉を入力すると、「投資」ではなくて「凍死」が変換候補に挙がってしまう、我がパソコン。
私は、経済に疎い人間です。

しかし、人一倍欲望が強く、お金が欲しくて欲しくてたまりません(笑)。
そこで考えたのが、外国のお金をトレードする、FXという投資です。

株にも興味があるのですが、こちらの方が簡単そうだったので、情報収集を開始。

とりあえず手に取ってみたのが今回紹介する本でした。

題名そのまま。
この手の本に多い、非常にわかりやすい題名です。

初心者向けに、FXの特徴をかいつまんで説明。
メリットやリスクをわかりやすく説明しており、最初に読む本としては最適だったように思います。

いきなり証券のサイトへ行っても用語がちんぷんかんぷんで、戸惑うことばかりでしたが、この本のおかげでだいぶ知識が補えました。

本を半分くらいまで読んだ段階で、実際の投資も開始してみたのですが、本の通りに始めたことで、特に躓くこともなく取引を開始することが出来ました。

本の後半では、実際の取引方法についての紹介もあり、比較的安全な取引の目安が紹介されています。
大きく設けることではなく、安全に資産を増やす方法にポイントが置かれており、好感が持てます。

どちらかというと保守的な投資を考えている人に特にオススメです。
目安で言うと、100万円くらいの予算を考えている人に最適の投資方法が紹介されています。
(私の場合、いきなりそんなに投資に回せないので、本に書いてある通りの実戦は無理で、参考程度になってしまっている部分があります)

さて、今後の投資の動向やいかに。

知識ゼロからの外貨<FX>投資入門 (PHP文庫)Book知識ゼロからの外貨<FX>投資入門 (PHP文庫)

著者:Kazu
販売元:PHP研究所
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ビジネス書「ゲームニクスとは何か」サイトウ・アキヒロ著

ニンテンドーDSで、家中の家電が操作できたら分かりやすくなるかも?

最近、DVDレコーダーなど、操作しにくい物が多い気がします。

しかし、TVゲームは操作しにくかったら、遊んでもらえず、クソゲー扱いです。
しかも、操作している内に心地よくして、熱中させなければなりません。

そんなTVゲームのノウハウを、他のものづくり分野にも応用してしまおう、というのがゲームニクスという考え方だそうです。

たしかに、TVゲームは、説明書も見ないで楽しめます。
パソコンのソフトウェアを操作していると、
「TVゲームなら、ここで、絶対ひとつだけ戻れる操作があるのに」
ともどかしい思いをしたことが何度もあったので、この本の内容は、すんなりと納得できました。

携帯電話や、リモコンなども、もっと工夫してもらわないと、完全に操作するのを諦めている人たちがいます。
使いこなせれば、非常に優れた商品も、全く意味がありません。

この本の考え方が広まって、いろいろな分野で応用されたら、いいなあ、と思います。

DVDレコーダーなんて、あれだけ素晴らしい機能なのに、親の世代は完全に投げ出しています…。
勿体ない。

ゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書 さ 3-1)Bookゲームニクスとは何か―日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書 さ 3-1)

著者:サイトウ アキヒロ
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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