漫画「うしおととら」藤田 和日郎
これだから、漫画はやめられない。
社会人になると、漫画でさえ読む時間をとるのが難しいときがあります。
情けない話です。
しかし、一度読み始めたら、睡眠時間を削ってまで、一気読みをしてしまったのがこの漫画。
とりあえず、社会人になると、漫画全巻をまとめて買うくらいの、経済力が手に入るのはありがたいのですが…。
は~、面白かったです!
学生時代、完全にスルーしていたのを後悔しました。
サンデーは、コナンしかチェックしていなかったからな~。
お寺の息子である、中学生のうしおと、そのお寺の蔵に、「獣の槍」で封印されていたバケモノのとら。
二人は反目しながらも、次々と巻き込まれる妖怪との戦いに、力をあわせて戦います。
しかし彼らの運命は、とらと「獣の槍」、そして、うしお自身の因縁により、絶対的な悪との戦いへと導かれるのでした…。
章単位でまとめられた、一つ一つのエピソードがどれも面白く、文句なしなのですが、中でもよかったのは、やはりラストバトル。
あれだけの大風呂敷を広げ、期待を持たせる演出を続けた挙句、それを裏切ることなく、書ききってくださったのは、ただ、ただ、感謝、です。
(期待させてくれるだけで、漫画は十分に価値がありますからね~…)
あれだけのキャラ数と、伏線を、最後にまとめきるとは!
すごかったです。
TVゲームで言うと、私は「MOTHER2」のラストバトルが大好きなのですが、あれと同じ感動がありました。
最後に全員集合!という演出は、体験している人間に、作品との一体感がなければ成立しません。
TVゲームや漫画は、他のメディアでは考えられないほど、長い時間を主人公と共にします。
それが見事に、最後の感動を生むわけですね。
あとは、鏢さんと紅煉のバトルが特に良かったです。
誰と誰が戦って欲しいかといったら、やはり、この組み合わせ。
戦いの結末も、あれ以外ないでしょう。
そして、白面が何度も紅煉を呼び寄せようとするシーンが、鏢さんの功績を、何よりも称えているわけですね。
本当に、声を押し殺せなくなるほど泣きました…。
私生活が堕落するほど、面白い漫画をありがとうございました。
(そういう意味では、学生時代にスルーしたのは正解かもです)
次は「からくりサーカス」だ!
(また睡眠不足だ!)
![]() | うしおととら (第1巻) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)
著者:藤田 和日郎 |
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